【切り絵】梨々のwikiプロフィール・経歴!年齢・本名は?

2024年、SNS上で大きな話題を呼んでいる切り絵作家の梨々さん。

デザインナイフ1本で紡ぎ出される繊細な作品は、見る者の心を奪うほどの美しさを持っています。特に小説を切り絵で表現した「小説切り絵」は、SNS上で11万以上の「いいね」を集め、その精巧な技術と芸術性が高く評価されています。

本記事では、そんな注目の切り絵作家・梨々さんの年齢や本名、プロフィールや経歴を整理し、その素顔に迫っていきます。

この記事でわかること
  • 「切り絵作家」梨々さんのプロフィール
  • 「切り絵作家」梨々さんの家族構成
  • 「切り絵作家」梨々さんの経歴
  • 切り絵の苦労・難しさ
  • 現在の活動・将来

心を奪うほどの美しさを誇る切り絵作家の梨々さんについて興味のある方は、是非ご覧ください。

目次

「切り絵作家」梨々さんのプロフィール

プロフィール(本名・年齢)

  • 本名  :矢口梨々華(やぐち りりか)
  • 生年月日:1997年8月5日
  • 年齢  :27歳(2024年時点)
  • 出身  :福島県
  • 職業  :切り絵作家

梨々さんの本名は矢口梨々華さん。1997年、福島県生まれの27歳です。

特徴的なのは、普段から着物姿で生活する彼女のスタイル。現代的な感性と日本の伝統文化のミクスチャは幼い頃からの憧れを実現させたものです。

着物を身にまとうことは、昔の人々の感性や文化に触れる直接手段でもあるのです。

梨々さんは、自然観察や植物研究にも熱心。例えば、ヒガンバナの歴史的背景を紐解くと、この花が中国から稲作と共に日本へ伝来したという歴史や、縄文遺跡との深い関連性を知る。このような知識が、作品の世界観をより豊かなものにしています。

同じように、文学への造詣も深く、特に文豪たちの作品を愛読。平安時代の物語を題材にする際は、当時実在した植物のみを描くなど、時代考証にも細心の注意を払います。

こうした細部へのこだわりが、作品の説得力と魅力を高めていることは間違いありません。

一方、休日には、シュノーケリングやキャンプ、ハイキングなどの現代的アクティビティを楽しみ、そこでも新たな創作のインスピレーションをゲット。

作品へのインスピレーションソースの多様性は、いかにも現代的アーティストの面目躍如といったところでしょうか。

学歴

・福島県立光南高等学校 卒業

高校時代から芸術活動に励んでいた梨々さんですが、この時期にすでに切り絵作家としての将来を見据えていたとのこと。

学生時代から展覧会に参加するなど、積極的に活動を展開していました。

「切り絵作家」梨々さんの家族構成

梨々さんは現在独身で、自身の作品制作に情熱を注いでいます。プライベートについては、家族構成含め、詳細を明らかにされていません。

これには、作品を通じて自己表現することに専念したいという強い意志が感じられます。切り絵という繊細な作業にかかる時間は、時に1日17時間。

現状では、日常生活のあらゆる場面が創作の源泉となる、そんな時間の使い方となっているのかもしれませんね。

「切り絵作家」梨々さんの経歴

切り絵にめざめたキッカケ

小学3年生(9歳)の時、国語の授業で出会った「モチモチの木」(斎藤隆介著)がきっかけでした。書中にある滝平二郎氏の切り絵作品に感銘を受け、自らも切り絵制作を始めます。

当時を振り返って梨々さんは、「最初は不気味で怖いと感じた切り絵でしたが、全てがつながって作られていることを知り、すごい技術だと感動しました」と語っています。

独学で切り絵を始めた当初は、花などの比較的シンプルなモチーフから制作を開始。そこから徐々に表現の幅を広げ、19歳頃から「小説切り絵」の制作に挑戦し始めます。

最初は台詞だけ、一文だけという短い作品からスタートし、より直接的に小説を表現したいという思いから、次第に作品は細かく、そして複雑になっていきました。

「言葉や日本語、文字が好きだった」という梨々さんは、図書館に通う中で文豪作品と出会い、現代には見られないような言葉遣いの中に日本語の美しさを見出していきます。

この文学への愛着が、後の「小説切り絵」という独自の表現方法を生み出す土台となりました。

このように、9歳の時の偶然の出会いが、梨々さんの人生を大きく変え、新しい芸術表現の可能性を切り開くことになったのです。切り絵との出会いは、彼女にとって運命的な転機となりました。

これまでの活動

  • 2014年(17歳):福島県白河市で初個展を開催
  • 2017年:CDジャケット制作で東北ブロック賞受賞
  • 2019年:新進アーティストvol.18で審査員特別賞受賞
  • 2020年:第二回切り絵博覧会「切り博」7位入賞
  • 2020年:第60回ふじのくに芸術祭で奨励賞受賞
  • 2022年:青木酒造の御慶事無圧搾りラベルデザインを担当

20歳の時、大きな転機が訪れます。会社勤めをしながら切り絵制作を続けていた梨々さんは、突然の病気診断を受けます。この経験から「死ぬくらいなら、やりたいことをして生きていこう」という決意を固め、切り絵作家として独立を決意します。

当初は見切り発車的な独立でしたが、多くの人々に支えられながら、切り絵作家としての道を歩み続け、現在では個展の開催や企業からの依頼制作など、活動の幅を広げています。

切り絵の苦労・難しさ

切り絵作品の制作には、並々ならぬ苦労と技術的な困難が伴います。

  • 濁点1つの失敗も許されない緻密さ
  • 1日最大17時間におよぶ集中力の維持
  • 目の疲労や体の痛みとの闘い
  • 失敗時は作品を破棄して最初からやり直し

特に小説切り絵の制作では、文字と絵で構成される複雑な作品を一枚の紙から切り出すため、常に緊張状態が続きます。梨々さんは「手元が少しブレただけで失敗に繋がり、文字を扱う切り絵では濁点ひとつ切り落としてしまえば終わりです」と語っています。

制作工程における時間配分にも凄まじいものがあります。

  • 構図と構想:5~30時間
  • 原案作り:7~24時間
  • 切り出し作業:100~150時間

失敗した際の精神的なダメージも相当なもの。「涙や声が出るほどやるせない気持ちになります」と梨々さんは打ち明けています。それでも新たな紙を手に取り、再び制作に向かう強い精神力が、彼女の作品の質の高さを支えています。

このような困難を乗り越えて完成する作品だからこそ、見る人の心を深く揺さぶる力を持っているのかもしれません。

現在の活動・将来

2024年、梨々さんの「小説切り絵」がSNS上で大きな話題となり、その反響は「めざましテレビ」出演を始め、各メディアにも広がっています。

そんな中でも、妥協することのない梨々さんに作品制作におけるこだわりは以下の通り。

  • 手作業にこだわり、あえて機械は使用しない
  • 文学作品を題材にした独自の表現方法
  • 日本の伝統的な色紙と和紙を使用
  • 作品に100~150時間かける緻密な制作

特に色の表現にこだわりを持ち、折り紙や千代紙、和紙などを駆使して作品に彩りを添えています。例えば、会津木綿の折り紙を使用したり、藍染の色紙を帯の表現に用いたりと、地域の伝統文化も意識した素材選びを心がけています。

将来的には海外での活動も視野に入れており、日本の文化や芸術を世界に発信していきたいと考えています。SNSを通じた情報発信を積極的に行いながら、ゆくゆくは海外での個展開催が目標です。

まとめ

27歳という若さで、すでに確固たる地位を築きつつある梨々さん。その作品は単なる切り絵の域を超え、日本文学と伝統文化の新しい表現方法として高い評価を受けています。

一枚の紙から紡ぎ出される繊細な世界は、見る者の心を捉えて離しません。これからも梨々さんの作品を通じて、日本の芸術文化がより多くの人々の心に届くことでしょう。

そして、その活動の場が国内外へと広がっていくことにも期待です。梨々さんの今後の活躍から、目が離せません。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

管理人の0107(オトナ)です。

これまでの経歴
・営業・マーケティングの仕事歴30年
・海外での生活10年
・人間心理のエキスパート

自分を支えてきたあらゆる物・人への好奇心。そのアンテナに引っかかった情報を、斜め上からの視点、オトナの視点でまとめて行きたいと考えています。

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