「物好きな性格で、お客さんを飽きさせないために」と開発したメニューは何と4971品。その数があまりに多くなり過ぎて、自身もパニックになっているという居酒屋「七厘家」の店主、平田尚也さん。
2024年に入っての「激レアさんを連れてきた。」をはじめ、数々のテレビ番組にも登場。東京メトロ東陽町駅から徒歩1分という好立地にありながら、驚きの安さと圧倒的なボリュームで益々の注目!
本記事では、そんな注目の居酒屋「七厘家」の店主、平田尚也さんと、独自の世界観を持つ七厘家の口コミについて紹介していきます。
- 平田尚也さんのプロフィール・経歴
- 七厘家の基本情報
- 特徴・おすすめメニュー
- 口コミ
居酒屋「七厘家」、そしてその店主、平田尚也さんについて興味のある方は、是非ご覧ください。
平田尚也さんのプロフィール・経歴
- 現在62歳(2024年時点)
- 音楽大学出身という異色の経歴の持ち主
- 東陽町で40年続く飲食店の二代目
- 初代は大衆割烹で、平田さんは別に洋食のお店を開いてた
- もともとは料理人ではなく、最大12店舗の飲食店経営者
- のべ3億円の父親の借金を30年弱かけて完済
- 大衆居酒屋「七厘家」は2024年で21年目
平田さんは、一般的な料理人とは全く異なるキャリアパスを歩んできました。音楽大学を卒業後、飲食業界に入り、経営者として最大12店舗を展開するまでになりました。しかし、料理人としての修行経験はなく、自身の店で働く料理人から技術を学んだという特異な経歴の持ち主です。
父親の借金という重荷を背負いながらも、30年という長い歳月をかけて3億円という途方もない額を返済し終えたという事実からは、並々ならぬ努力と忍耐、そして経営手腕が垣間見えます。
この経験が、現在の「お客様に喜んでもらいたい」という強い想いと、驚異的なコストパフォーマンスを実現する経営手法につながっているのかもしれません。
テレビ出演も複数回を数え、2023年7月には「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」、2024年11月には「激レアさんを連れてきた。」に登場し、その独特な経営哲学と人柄で視聴者の心を掴んでいます。
七厘家の基本情報
住所:東京都江東区東陽4丁目6 トーカン東陽町マンション 207
- アクセス:東京メトロ東西線・東陽町駅から徒歩1~2分
- 営業時間:17:00~23:00(ラストオーダー)、23:30(ドリンクラスト)
- 定休日 :日曜日、祝日
- 座席数 :60席
東陽町という立地は、住宅街とオフィス街が混在するエリアで、特別な観光スポットこそないものの、東京駅から電車で15-20分というアクセスの良さを誇ります。
マンションの一角にある店舗は、その立地を活かして地元のサラリーマンから家族連れまで、幅広い層のお客様を温かく迎え入れています。
特徴・おすすめメニュー
メニュー数
- 4971品(2024年11月時点)
和食~フレンチまで、世界各国の料理を網羅
人気メニュー
- 一晩寝かせたラザニア(580円)が特に人気
- 刺身5点盛り(各種4切れで980円)
- スペイン風オムレツ(350円)
- ワインボトルの注文で1品サービス
七厘家の最大の特徴は、その圧倒的なメニュー数。
平田さんの「物好きな性格」と「お客様を飽きさせたくない」という想いから、次々と開発されたメニューが、現在では4971品という驚異的な数。このメニューの多さは、「選ぶ楽しさ」どころではない「選択の迷路」に訪問者を誘います。
そして、特筆すべきは、単なるメニュー数の多さではなく、どの料理も本格的な味わいを追求している点。
例えば、人気メニューの一つである「ラザニア」は、一晩寝かせることで深い味わいを引き出しています。580円という破格の価格でありながら、本格的なイタリアンレストランに引けを取らない味わいだと評判です。
また、居酒屋の定番である刺身も、5種類の刺身が各4切れという驚きのボリュームで提供され、鮮度の良さと価格の安さで常連客に大人気です。
口コミ
口コミ
- 「メニューが多すぎて選ぶのに30分はかかる」
- 「どの料理も美味しく、コスパが良い」
- 「料理のボリュームが半端ない」
- 「一品目の注文までにかなりの時間がかかる」
- 「ワインの品揃えが東陽町一」
- 「日本酒も吉乃川の樽酒から大吟醸まで揃っている」
2024年のテレビ放送以降、さらに注目度UP。料理の味とコストパフォーマンスの高さについて、多くの来店客が絶賛しています。
メニューへの驚き
「メニューを見るだけで疲れる」という声が多い一方で、「メニューを選ぶ楽しさも一興」という意見も。中には「スーパーピザ」といった独創的なメニュー名に笑いが起きるという声も。
メニューブックは分厚い辞書のような見た目で、最初は圧倒されるものの、それ自体が七厘家の魅力の一つとなっているようです。
料理の評価
特に人気が高いのが刺身の5点盛り。「脂がのって肉厚で美味しい」という声が多く、980円という価格に対して「このボリュームでこの値段は信じられない」という感想が目立ちます。
ラザニアも人気メニューの一つで、「本格的な味わいなのに580円」という驚きの声が相次いでいます。
お酒の品揃え
ドリンクメニューも充実しており、特にワインの品揃えについては「東陽町ナンバーワン」という評価を得ています。キリンビールとの取引の関係でキリン系の商品が多いものの、「一本一本味見をして厳選している」という店主のこだわりも。日本酒も吉乃川の樽酒から大吟醸まで、豊富な品揃えが好評です。
価格と満足度
「このコスパでこの味は東京都内では考えられない」という声が多く、特に会社帰りのサラリーマンからの支持が厚いようです。一人2,000円程度で十分満足できるというコスパの良さは、リピーターを増やす大きな要因となっています。
雰囲気・接客
店内は時に雑然としていて、段ボールが積まれているなど、完璧な清潔感を求める人には向かないという指摘も。しかし、それを補って余りある料理の味とボリューム、そして店主の人柄で多くの常連客に大人気となっています。
まとめ
七厘家は、4971品という驚異的なメニュー数と、その全てにおいて妥協を許さない味へのこだわり、そして驚きの低価格で、東京の居酒屋シーンに新たな風を吹き込んでいます。
店主の平田尚也さんは、音楽大学出身という異色の経歴を持ちながら、30年にわたる借金返済という重圧の中で経営手腕を磨き、現在では多くの常連客に愛される店主として成功を収めています。
その背景には、お客様を飽きさせないための創意工夫と、料理の味にこだわり続ける職人としての誇りが垣間見えます。
東陽町という立地で、世界各国の料理を驚きの価格で提供し続ける七厘家。その独自の世界観は、まさに平田さんの人生哲学そのものと言えるかもしれません。
まさに一度は訪れる価値のある、東京の隠れた名店と言えるでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。