日本陸上界に新たなスーパースターが誕生しました。2024年、わずか18歳の高校生ながら800mで日本記録を樹立した落合晃選手です。1分44秒80という驚異的なタイムは、日本陸上界に大きな衝撃を与えています。
その圧倒的な実力で国内外の注目を集める滋賀学園高校3年生の落合選手。U20世界選手権での男子800メートルで銅メダル獲得、日本選手権での優勝など、輝かしい実績を重ねる中で、その進路にも大きな注目が集まっています。
本記事ではその落合選手の進学先に関する検証を行い、あらためて彼のプロフィール、経歴について振り返って行きたいと思います。
- 落合晃選手のプロフィール
- 落合晃選手の進学先
- 落合晃選手の家族(父・母・兄弟)
- 落合晃選手の経歴
- 今後の期待
【#ニュースランナー】
— 【公式】滋賀学園高校陸上部 (@OB08908824) November 18, 2024
本日11/18 18:00〜関西テレビ ニュースランナーにおいて、本校3年生落合晃の取材の様子が放送されます!
是非ご視聴ください!#滋賀学園 #陸上 #駅伝 #都大路 #関テレ pic.twitter.com/9mkagIVC7d
日本陸上界のミライ☆モンスター、そして新たなスーパースターである落合晃選手について興味のある方は、是非ご覧ください。
落合晃さんのプロフィール
- 名前 :落合晃(おちあい こう)
- 生年月日:2006年8月17日
- 年齢 :18歳(2024年11月現在)
- 出身地 :滋賀県高島市
- 身長 :165cm
- 中学 :高島市立今津中学校
- 高校 :滋賀学園高校スポーツコース
落合選手の特筆すべき点は、その体格からは想像もつかない驚異的なスピードです。165cmという比較的小柄な体格ながら、100mを11秒台で走れるスプリント力。
この爆発的なスピードと、800mに必要な持久力を兼ね備えた稀有な才能の持ち主として、多くの陸上関係者から高い評価を受けているのが落合選手です。
現在は滋賀学園高校のアスリート躍進コースで、陸上競技に打ち込みながらの寮生活。指導する大河亨監督からは、「素直、謙虚、吸収力に優れている」と高い評価を受けています。
トレーニングでは、陸上選手に必要な着地時のバランスの良さと体幹の強化を目的とした、下駄を履いての練習も導入。このような独自のトレーニング方法、恵まれた練習環境が、日本記録保持者としての実力の源泉です。
落合晃選手(滋賀学園3)のフォームを良く見てみた。
— 兵庫陸上 28 Athletics Report(ひょうあす) (@kusamo_saitaro) August 17, 2024
良いところを挙げたらキリが無いくらい、隙のないすごいフォームでした!
①頭の頂部と背景のスタンドを追ってみてください。全く上下動が無いです。つまり押す力が、上方に抜けず、全てが推進の力になっているということだと思います。
続 pic.twitter.com/XHoVIktZWv
落合晃選手の進学先
- 駒澤大学への進学が有力視
- 大木監督率いるチーム大での活動が期待される
- トラック競技に特化した環境が整備
- 滋賀学園高校の先輩に駒澤大学進学者が複数在籍
駒澤大学は、単なる箱根駅伝の強豪校というだけでなく、トラック競技においても充実した環境を誇っています。特に注目すべきは、大木監督が率いるチームは、マラソンや駅伝ではなく、トラック種目に特化した活動を行っており、佐藤慶太選手や篠原選手など、多くのトップアスリートを輩出していることです。
同校への進学が有力視されるもう一つの背景には、滋賀学園高校の卒業生の存在があります。安原太陽選手、安原海晴選手、そして中距離で活躍する佐藤圭太選手など、すでに複数の先輩が駒澤大学で活躍中。
特に佐藤圭太選手は1500メートルと3000メートルで高校日本記録を保持していた実績があり、落合選手と同様のトップアスリートとしての経歴が共通します。
もちろん、選手一人一人に対する手厚いサポート体制も、駒澤大学の大きな特徴です。海外遠征や合宿の機会が豊富に用意され、個人の競技力向上に必要な環境が整備されています。
特筆すべきは、チームとしての支援だけでなく、個々の選手に対する活動資金の提供や、海外武者修行の機会まで用意されている点です。これは他大学では見られない充実したサポート体制といえます。
また、駒澤大学では藤田監督の下で箱根駅伝の強豪チームとしても知られていますが、大木監督のチームがあることで、トラック競技に専念することも、駅伝に挑戦することも可能な環境が整っています。
このような柔軟な体制は、800メートルでの世界的な活躍を目指す落合選手にとって、理想的な環境といえるでしょう。
ただし、現時点では高校側からも大学側からも正式な発表は行われておらず、進路については確定的な情報とはなっていません。今後の正式発表が待たれる状況です。
Yogibo Athletics Challenge Cup 2024二日目
— ATHLETE News (@ATHLETE__news) September 29, 2024
グランプリ男子800m CTBrタイムレース
優勝
落合 晃(滋賀学園高)1:46.88#ヨギボーチャレンジ #全員と闘え pic.twitter.com/Ed5owBPXrz
落合晃さんの家族(父・母・兄弟)
- 家族構成:父、母、兄
- 兄の影響で陸上競技を始める
- 現在は、親元を離れ、寮生活
落合選手の陸上競技との出会いには、兄の存在が大きく影響しています。中学時代、兄の背中を追いかけるように陸上部の門を叩きました。
その後、高校進学を機に親元を離れ、寮生活を始めることを決意。競技に打ち込める環境を選択した結果です。
もちろん、寮生活という選択は家族の支えがあってこそ。現在の活躍の陰には、本人の努力はもちろんのこと、家族の理解と支援があったことは間違いありません。
落合晃さんの経歴
陸上競技きっかけ
- 小学校時代はトライアスロンに取り組む
- 中学校から兄の影響で陸上競技を開始
トライアスロンで培った持久力は、後の800m走者としての基礎となりました。小学生時代からスポーツに親しんできた経験は、現在の活躍を支える重要な土台となっています。
中学校では今津中学校に進学し、兄の影響を受けて陸上部への入部を決意。ここから本格的な陸上競技との関わりが始まります。
中学3年生の時には、早くもその才能を開花させ、ジュニアオリンピックカップU16男子1000メートルで4位という好成績を収めています。
高校進学の際には、陸上競技に打ち込める環境を求めて、滋賀学園高校のスポーツコースを選択。親元を離れての寮生活という決断をし、本格的な競技生活をスタートさせました。
このような積極的な環境選択が、現在の飛躍的な成長につながっています。
現在の専門種目である800メートルでは、スプリント力と持久力の両方が求められますが、小学校時代のトライアスロン経験と、中学時代からの陸上競技での基礎トレーニングが、バランスの取れた競技力の育成に役立ったと考えられます。
これまでの成績(800m)
- 2024年インターハイ:優勝・日本新記録(1分44秒80)
- 2024年日本選手権:優勝(1分46秒56)
- 2024年U20アジア選手権:優勝
- 2024年U20世界選手権:銅メダル(1分47秒03)
特に2024年は飛躍の年となりました。インターハイでの日本新記録樹立は、日本陸上界に大きな衝撃。しかし、パリオリンピックの参加標準記録には届かず、その悔しさをバネに更なる高みを目指しています。
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— 日本陸上競技連盟 (@jaaf_official) July 31, 2024
【#福岡インターハイ】4日目
男子800m決勝
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🌟日本新記録が誕生しました🌟
落合晃(滋賀学園) 1分44秒80 pic.twitter.com/AZL7flOpdi
今後の期待
- 東京2025世界陸上競技選手権大会での活躍
- 2028ロサンゼルスピックでのメダル獲得
- 世界記録への挑戦
落合選手の目標は明確です。「世界陸上やオリンピックに出場することが当たり前になるような、そこで8位入賞やメダルを取れる選手になりたい」という言葉には、世界を見据えた強い意志が感じられます。
その実現に向けて、駒澤大学での新たな挑戦が始まろうとしています。大木監督の指導の下、世界と戦える選手へと成長することが期待されます。
まとめ
落合晃選手は、18歳という若さで日本記録を更新し、日本陸上界に新たな風を吹き込みました。
駒澤大学への進学が有力視される中、トラック競技に特化した環境で、さらなる飛躍が期待されています。
世界の舞台での活躍を目指す落合選手。その成長は、日本陸上界の未来を明るく照らすものとなるでしょう。今後も、その歩みから目が離せません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。