全国1786自治体のふるさと納税を毎日チェックする男性―。2024年12月3日放送の「マツコの知らない世界」に登場する甲斐政浩さんは、ふるさと納税のエキスパートとして注目を集めています。
甲斐さんが所属するサイバーレコードは、熊本に本社を置くIT企業。ふるさと納税の運営代行という新しいビジネスモデルで、地方創生の最前線に立っています。一体どのような会社なのでしょうか。
- 甲斐政浩さんのプロフィール
- サイバーレコードとは
- ふるさと納税運営代行の仕組み
- 「フルサトシコメル」って?
- マツコの知らない世界での紹介内容
ご視聴ありがとうございました‼️
— マツコの知らない世界 次回は12/3(火)よる8時55分〜🏡ふるさと納税・銀座ショーウインドウ🎄 (@tbsmatsukosekai) November 26, 2024
来週は👤
🏡\ ふるさと納税&銀座ショーウインドウの世界/❄️#まだ間に合う・名産グルメだけじゃないふるさと納税#その土地ならではの真心あふれる返礼品#もはや芸術作品#今すぐ最新クリスマスショーウインドウ一挙集結 pic.twitter.com/12njNrPNtV
ふるさと納税、そしてそのプロフェッショナル、株式会社サイバーレコードの甲斐政浩さんについて興味のある方は、是非ご覧ください。
甲斐政浩さんのプロフィール
- 名前 :甲斐政浩(かい まさひろ)
- 勤務先:株式会社サイバーレコード
- 肩書 :ふるさと納税事業部サブリーダー
- 専門 :ふるさと納税運営代行
甲斐さんの勤務先は熊本にあるIT企業、株式会社サイバーレコード。
彼の仕事はふるさと納税び運営代行。全国1786自治体のふるさと納税を毎日チェックすることが業務となる、まさにふるさと納税の現在について誰よりも詳しいプロフェッショナルです。
それでは、甲斐さんが働く株式会社サイバーレコードってどんな会社なのでしょう?熊本に本社? 興味が湧いてきますよね。
サイバーレコードとは
会社の概要
- 会社名 :株式会社サイバーレコード
- 設立 :2008年8月1日
- 代表取締役:増田一哉
- 本社所在地:熊本県熊本市中央区
- 従業員数 :約250名(2024年現在)
- 平均年齢 :34歳
サイバーレコードの特徴は、若さと成長力。従業員の44%が20代という若い組織ながら、設立からわずか15年で九州を代表するIT企業へと成長しました。
2024年7月には地方企業として初めて、ベンチャー企業への投資や成長支援を手がける投資会社・ミダスキャピタルの企業群に参加。これは、サイバーレコードの技術力と成長性が評価された証といえ、さらなる飛躍が期待されています。
事業内容
- ECサイト運営代行
- ふるさと納税運営代行
- 企業版ふるさと納税運営代行
- ネット通販コンサルティング
- プログラミング教室「サイガク」運営
注目すべきは、九州発のIT企業でありながら、全国区での展開を実現している点です。札幌から長崎まで、本社とは別に全国8か所に支社・オフィスを構え、地方創生の担い手として注目を集めています。
社員の働きやすさにも配慮し、リモートワークの導入や年間休日126日など、ワークライフバランスを重視した経営を行っているのも特徴です。
ふるさと納税運営代行の仕組み
それでは、サイバーレコードが提供している、ふるさと納税運営代行サービスについて見ていきます。
基本的なサービス内容
- 返礼品の開発支援
- 申請書類の発送・受付
- 寄付金の精算業務
- コールセンター運営
- 広告配信支援
ふるさと納税運営代行の真価は、単なる事務作業の代行ではありません。専任担当を配置による地域の魅力の掘り起こし、新たな返礼品を開発など、自治体の収入増加に向けた手厚い支援体制こそが強みです。
その中でも革新的なのが次に紹介する「フルサトシコメル」。
「フルサトシコメル」って?
概要
- 有名シェフとのコラボレーション
- 全国140カ所の工場での生産体制
- 在庫リスクゼロの返礼品開発
- 高付加価値商品による寄付単価の向上
サイバーレコードが展開する「フルサトシコメル」は、地域の特産品を活かした返礼品開発の新しいカタチです。地元の生産者は原料の供給に専念し、商品開発から在庫管理、配送まですべてをシステム化することで、効率的な運営を実現しています。
「シコメル」との提携により、ミシュランガイドで星を獲得したシェフと地元食材のコラボレーションを実現。これにより、地域の食材に新たな価値を見出し、より魅力的な返礼品として生まれ変わらせることも可能。
実際に、このサービスを通じて開発されたハンバーグは、1年間で2億円以上の寄付申し込みを記録しました。
地域活性化への貢献
- 百貨店への卸展開
- 海外輸出支援
- 地域ブランディング
フルサトシコメルの特徴は、ふるさと納税に留まらない発展性。開発された商品は、ふるさと納税の返礼品としてだけでなく、有名百貨店での販売や海外輸出など、新たな販路開拓にもつながっています。
これは、2023年10月から始まった返礼品の経費を寄付額の5割以下に抑える新ルールへの対応策としても有効。高付加価値な返礼品を開発することで、寄付単価を上げながら、制度の趣旨に沿った運営を実現します。
弊社では、物撮りなどで使用した食品を
— サイバーレコード【公式】 (@cyberrecords) December 3, 2024
社員が自由に持ち帰れる
お持ち帰りコーナーがあります✨
サイバーちゃん、何もって帰るの?👀 pic.twitter.com/0sSeoBjsCZ
ふるさと納税 注目の返礼品
- 思い出体験型返礼品
- おばあちゃんの手作りグルメ
- 子供たちが描いた絵葉書
- 東京23区の職人技
「マツコの知らない世界」では、グルメ偏重と思われがちなふるさと納税の新たな魅力を紹介。
特に注目は「おっちゃんレンタル」や「爆破カースタント体験」など、体験型返礼品の数々です。
これらの返礼品は、モノではなくコトを提供することで、地域との深い絆を作り出す新しい試みで、最近の流れの一つです。
地域の人々との触れ合いや、その土地ならではの体験を通じて、寄付者と自治体の関係をより深いものにすることが狙いの、今の時代の空気にマッチした返礼品と言えるのではないでしょうか。
まとめ
サイバーレコードは、熊本発のIT企業という枠を超えて、ふるさと納税を通じた地方創生の担い手として急成長。
そして、そこに勤める甲斐政浩さんのような専門家の存在は、ふるさと納税の稼働、価値を高める重要な役割を果たしています。
特に、「フルサトシコメル」の展開は、返礼品開発における新しいモデルケースとして注目。地域の特産品に付加価値を加え、さらには海外展開まで視野に入れた取り組みは、ふるさと納税の未来を提示しているとも言えます。
今後は、従来の返礼品の枠にとらわれない新しい提案や、より効率的な運営支援を通じて、地方自治体の継続的な発展に貢献していくことに期待大。
ふるさと納税は、単なる寄付制度から、地域と人をつなぐ架け橋へと進化しているのです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。