怪談やオカルト分野で一際注目を集める吉田悠軌さん。彼は「ただの怖い話」だけでなく、その背後にある人間の信仰や文化、歴史に深く迫るアプローチでファンを魅了するオカルト研究家です。
テレビ番組『クレイジージャーニー』への出演を通じて広く知られるようになり、氷室神社での恋愛祈願がきっかけとなった結婚エピソードも話題になりました。
そこで、本記事では吉田さんの経歴や活動、結婚にまつわるエピソード、そして今後の活動について掘り下げてご紹介します。
- 吉田悠軌さんのプロフィール
- 吉田悠軌さんの経歴:オカルト研究家としての活動
- 『クレイジージャーニー』出演
- 吉田悠軌さんの結婚相手・年収予測
- 吉田悠軌さんの今後
オカルト研究家、吉田悠軌さんについて興味のある方は、是非ご覧ください。
吉田悠軌さんのプロフィール
プロフィール
- 名前 :吉田悠軌(よしだ ゆうき)
- 生年月日:1980年
- 年齢 :44歳(2024年現在)
- 出身 :東京都八王子市
吉田悠軌さんの学歴
- 高校 :中央大学附属高等学校
- 大学 :早稲田大学第一文学部(演劇映像コース)
吉田さんは高校時代から演劇や映画に深い関心を持ち、自ら演劇愛好会を立ち上げました。そして、大学入学後は映画サークルに所属。大島渚監督や原一男監督といったドキュメンタリー作家に影響を受け、物語の力に魅了されます。
この経験が、後のオカルト研究で「ただの怖さ」を超えて人間の内面や社会に関わる側面にも目を向ける姿勢を育むきっかけとなりました。
吉田悠軌さんの経歴:オカルト研究家としての活動
活動の原点
吉田悠軌さんの活動の原点には、彼の内に秘めた「未知の世界を知りたい」という強烈な探究心がありました。
大学時代、早稲田大学で演劇映像を学んだ彼は、映像と物語の力に引き込まれ、映画サークルに所属。特に、大島渚監督や原一男監督といった社会にメスを入れるドキュメンタリー作品に感銘を受けた彼は、「表に見えないもの」に惹かれ、それを探し出すことに強い興味を抱くようになります。
この頃から「現実の背後に隠された物語」を探る姿勢が生まれ、彼のオカルトに対する深い探究心が形作られていきました。
苦難と転機:怪談の世界への入り口
大学を卒業した後、吉田さんはなんと64社にも及ぶ企業の採用面接を受けましたが、ことごとく不採用。そうです、時代は就職氷河期の真っ只中でした。
絶望的な状況の中で、自分に合った道を模索し始めた彼にとって大きな転機となったのが、友人と共に訪れた稲川淳二さんの怪談ライブ。稲川さんの語る怪談の奥にある「ただの怖さにとどまらない物語性」に心を動かされ、これをきっかけに彼はオカルトや怪談の分野に興味を持ちます。
そして、誰も知らない話や不思議な出来事を実際に現地で調査し、人々がどのように信仰や歴史を作り上げてきたのかを探りたいという思いが芽生えたのです。
そして2005年には「怪談サークル とうもろこしの会」を結成。
彼のリーダーシップのもと、同じように「見えないもの」に魅力を感じる仲間たちと共に、各地の怪談スポットを訪れ、その土地に伝わる話や人々の信仰の背景の調査を開始。
この会を通じて、吉田さんは日本中に散らばる怪談や心霊現象の情報を集め、「とうもろこしの会」はオカルト愛好家たちの間で徐々に有名になっていきました。
オカルト研究家としての探求
吉田さんが活動を続ける中での特徴は、ただの「怖い話」ではなく、その背後にある「人々の思いや土地の文化」にも焦点を当てること。
例えば、彼が編集長を務める「怪処(カイショ)」という雑誌では、怪談やオカルト現象だけでなく、地域の歴史や信仰の成り立ちも丁寧に掘り下げています。
オカルトは吉田さんにとって、未知への好奇心とともに「信仰や価値観に根差す人間の本質」を知るための窓口でもあるのです。
彼の活動の背景には、単に「怖さ」を提供することだけでなく、怪談を通じて「なぜ人々はこうした話を信じ、語り継ぐのか?」という疑問を解き明かしたいという強い探究心があります。
このアプローチが、一般的な怪談や心霊スポットの調査と一線を画し、吉田さんにしかできない独自の活動スタイルを生み出しているのです。
『クレイジージャーニー』出演
『クレイジージャーニー』への出演も、吉田さんの活動をさらに広げる重要な機会となりました。
2016年の初出演では、「かくれキリシタン」や「お菊井戸の伝説」など、ただの怪談を超えた日本の歴史や人々の価値観に深く根ざすテーマを扱い、視聴者に強いインパクトを残しました。
また、インドネシアのトラジャ族が行う「マネネ」という儀式に参加し、彼らが先祖を敬い、死者と対話する独自の死生観を紹介。この取材で彼は、自らの身体を張って儀式に参加し、トラジャ族の持つ深い家族愛や死者に対する敬意を体感しています。
2024年には台湾での取材も予定され、現地の心霊スポットや儀式の調査を通じて、さらなる文化的背景や信仰に触れる予定です。
吉田さんにとって、こうした異文化の探訪は、オカルト研究の延長線上であり、彼の飽くなき探究心は、視聴者からも注目を集めています。
吉田悠軌さんの結婚相手・年収予測
結婚物語
吉田さんの結婚相手は一般の女性で、その出会いにはオカルト的なエピソードが絡んでいます。
彼は神戸市の「氷室神社」で恋愛成就を祈願し、その1週間後に現在の妻と巡り会ったとされています。
ちなみに吉田さんが訪れた氷室神社には「愛のポスト」と呼ばれる恋愛祈願用のポストがあり、そこに手紙を納めることで恋愛成就を願う風習があります。
彼は「冷たくあしらってくれる」「浮気をしたら報告してくれる」といったユニークな希望を書き、1週間後に理想の相手と出会えたとされています。
この事件?は、彼の信仰がオカルトと結びつき見事にマリアージュしたエピソードとして、とても話題になりました。
また、吉田さんと一緒に参拝した友人が御賽銭をケチった結果、事故に遭ったというエピソードも語り草となっており、落ちまでついた、完璧なストーリーになっています。
吉田悠軌さんの年収予測
オカルト研究家としての吉田さんの収入はどれくらいあるのか?推測してみます。
主たる収入源は著書からの印税やイベント出演料。これまでに40冊以上の書籍を出版し、印税率から考えると、年間収入は数百万円?
テレビ出演や講演活動も含めると、併せて1,000万円を超える収入はあると思われます。
オカルト研究家としての知名度から考えると、大きな収入には見えないかもしれませんが、おそらくご本人、ご夫婦は幸せなのではないでしょうか?
吉田悠軌さんの今後
吉田悠軌さんは、今後も怪談や心霊スポットを通じた異文化理解を深める活動を継続。2024年の台湾取材でも、きっと新たな知見を得ることになるでしょうし、今後もその活動は途切れることなく、続いていくのでしょう。
いずれにしても、オカルトを通して地域や文化の深層に触れる、ただの「怖い話」を超える価値の提供が、吉田さんの活動には期待されています。
まとめ
吉田悠軌さんの活動は、単なる「怖い話」を語るだけでなく、怪談の背後にある文化や信仰、そして人々の価値観に深く触れるものです。
そして、吉田さんはオカルトを「未知の世界への扉」として捉え、人々の信仰や価値観に触れながら探究を続けています。
オカルトというフィールドを通して人間の本質や文化の多様性を探る吉田さんの活動に、今後も注目していきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。