2024年11月16日の放送「人生の楽園」では、静岡県伊豆市にある小さなカフェ「じょんのびCafe」を経営する加藤一徳さん(61歳)と妻のしのぶさん(59歳)にスポットライトが当たります。
退職後に、「自分が好きな料理で人をもてなしたい」という夢にたどり着いた元エンジニアの一徳さん。そしてそれを手伝うことにしたしのぶさん。
本記事では、そんな一徳さんの経歴を振り返りつつ、夫妻の夢と挑戦の舞台である「じょんのびCafe」の魅力についてお伝えします。
- 加藤一徳さんのプロフィール
- 加藤一徳さんの経歴
- 自宅の庭の小さなカフェ「じょんのびCafe」
- 渾身パスタ「ごろごろ鹿肉のボロネーゼ」の魅力
- 「じょんのびCafe」へのアクセス情報
伊豆にある加藤夫妻が営む小さなカフェ、「じょんのびCafe」について興味のある方は、是非ご覧ください。
加藤一徳さんのプロフィール
- 名前:加藤一徳(かとう いっとく)
- 年齢:61歳(2024年11月現在)
- 出身:新潟県上越市(旧柿崎町)
- 家族:妻・しのぶさん(59歳)
- 趣味:料理
大学を卒業した後、伊豆にある電子機器メーカーでエンジニアとして働いていた加藤一徳さん。新潟出身の彼は、伊豆市出身のしのぶさんと結婚し、一緒に暮らし始めます。
料理好きの一徳さんは、当時から地元の仲間に料理をふるまい、一緒に楽しんでいたそう。自宅でワイン会を開き、友人たちに手作りの料理をふるまう。そのような交流を通して、人々と自分の料理でつながることが何よりも楽しいと感じる土壌は育まれていきました。
加藤一徳さんの経歴
- 43歳の時に体調を崩し、電子機器メーカーを早期退職
- その後、自分のこれからを考え、家族や料理に時間を使いたいと考えるように
- 「料理で人々をもてなしたい」という夢を持ち、カフェ開業を決意
- キッチンカーや空き店舗での営業も検討したが、最終的に自宅の庭に小さな店舗を建設
43歳の加藤一徳さん。体調を崩し、「このままエンジニアとして働き続けるのが本当に自分の望む道なのか?」と悩む日々が続きます。
その結果、家族や健康を大事にしたいと思い、早期退職を決断。そのとき、彼の頭に浮かんだのは、かつてワイン会で人々に料理を振る舞ったときの楽しさ。そこで一徳さんは、「料理を通じて人々をもてなしたい」という夢をライフワークにすることを決めました。
「どこで、どうやってカフェを開こうか?」
それを考えたとき、空き店舗を借りる方法やキッチンカーで営業することなど、いろいろな選択肢が頭をよぎる中、一徳さんが最終的に選んだのは自宅の庭に小さなカフェを建てること。
「自分の家という安心できる空間で、お客さんを温かく迎えたい」
その思いがこの決断につながったのです。この「安心できる空間」で迎えるという考え方は、一徳さんの思いやりと人柄が表れた選択だったように感じます。
自宅の庭の小さなカフェ「じょんのびCafe」
- 店名:「じょんのびCafe」
- 意味:「じょんのび」は新潟の方言で「ゆったり、のんびり」という意味
- 開業:2022年4月
- 店内面積:8坪、開放的でリラックスできる雰囲気
「じょんのびCafe」という名前には、「お客さんにじょんのび(ゆったり、のんびり)してもらいたい」という一徳さんの強い思いが込められています。
店名の由来は彼の故郷、新潟の方言で「ゆったり、のんびり」という意味。訪れた人々がリラックスできる場所にしたい、そんな思いから名付けられました。
店内は8坪と小さいながらも天井が高く、広い窓から見える自然豊かな景色が開放感を生み出しています。
そして、このカフェはまさに夫妻の心がこもった温かい空間。一徳さんが設計にも深く関わり、自ら図面を描き、細部にまでこだわったカフェ。
梁を見せたデザインや大きな窓は、自然とのつながりを大切にし、訪れた人がほっと安心できるような空間を作り上げています。
しのぶさんが「じょんのびCafe」を手伝うようになったきっかけは、夫である一徳さんが抱いた夢を一緒に実現したいという気持ちから。一徳さんがエンジニアの仕事を辞め、料理で人々をもてなしたいと決意したとき、しのぶさんもその夢を応援し、カフェの運営に協力することを決めました。
伊豆出身のしのぶさんは地元の食材に精通。それがカフェの運営にも活かされています。地元野菜をたっぷり使ったサラダはお客さんにも大好評で、カフェの魅力をさらに高めています。
このような夫妻二人三脚での取り組みを見るにつけ、「じょんのびCafe」はただの商売というより、愛情に満ちた二人のプロジェクトだと感じます。
渾身パスタ「ごろごろ鹿肉のボロネーゼ」の魅力
- 一番人気メニュー:「ごろごろ鹿肉のボロネーゼ」
- 材料:伊豆産の鹿肉を使用
- 特徴:柔らかく旨味のある鹿肉を2日間かけてじっくり煮込み、
トマトと野菜の甘みを引き出したボロネーゼソース - 価格:1,950円(税込)
「じょんのびCafe」で最も人気のあるメニューは「ごろごろ鹿肉のボロネーゼ」です。地元の伊豆で捕れた新鮮な鹿肉を使い、旨味を最大限に引き出すために2日間じっくり煮込んで作られるソースは絶品。
鹿肉は高タンパク・低脂肪で、鉄分やミネラルも豊富に含まれており、健康を気にする人にとっても魅力的な食材です。
「ごろごろ」とした大きな鹿肉の塊。その肉の旨味、トマトの酸味、そして野菜の自然な甘みのバランスが抜群。初めて鹿肉を食べる人でも美味しく食べられるよう工夫されており、一口食べればその深い味わいに驚かされるはず。
一徳さんの料理への真剣な思い、こだわりがつまったこのメニュー。食べる人にその情熱が伝わってくるようです。さらに、しのぶさんが作る地元野菜をたっぷり使ったサラダも提供されるランチセット。地産地消にこだわったメニュー構成がカフェの魅力を一層引き立てています。
「じょんのびCafe」へのアクセス情報
- 住所:静岡県伊豆市本立野504-1
- アクセス:最寄り駅/伊豆箱根鉄道駿豆線 修善寺駅から徒歩約17分
バス停/東海バス 遠藤橋停留所から徒歩約1分 - 駐車場:専用駐車場6台分あり
- 営業日:水曜日から日曜日、11:00–17:00(ラストオーダー16:30)
「じょんのびCafe」は静岡県伊豆市の山間に位置し、自然に囲まれた静かな場所にあります。最寄りの修善寺駅から徒歩で約17分、東海バスの遠藤橋停留所からは徒歩1分ほどの距離にあり、アクセスも比較的便利です。
また、専用の駐車場が6台分用意されているため、車での来店も安心です。
四季折々の美しい風景が楽しめるこの場所は、観光で訪れる人にも地元の人にも心癒されるスポット。山の新鮮な空気を吸いながら、加藤夫妻の心がこもった料理やコーヒーを楽しむひとときは、都会の忙しさを忘れさせてくれる特別な時間となるのでは?
まとめ
「じょんのびCafe」は、加藤一徳さんとしのぶさん夫妻が自宅の庭で営む小さなカフェです。
元エンジニアの経験を活かしながらも、料理で人々をもてなすという新たな挑戦を楽しむ加藤夫妻の夢舞台。
「じょんのび」という名前に込められた通り、訪れた人々がゆったりとリラックスできる時間を提供しています。
地元産の食材を使った料理、一徳さんが研究を重ねて焙煎したコーヒー、そして温かい夫妻のおもてなしが、「じょんのびCafe」を訪れた人々の心に残る理由です。
伊豆を訪れた際には、ぜひこの温かく落ち着いたカフェで「じょんのび(ゆったり)」してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。